経費精算システムと連携した「NetSuite」導入事例について

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2022年11月25日

株式会社 働楽ホールディングスのグループ会社で、日本オラクル株式会社(以下、日本オラクル社)のクラウド型ERP「NetSuite」※1 のアライアンスパートナーである株式会社IT働楽研究所(東京都千代田区、代表取締役:西島 富久/以下、当社)は、NetSuiteの導入サポートに合わせ、会社経営において必要不可欠な「経費精算システム」を連携させることにより、従来システムに比べ、より高い業務効率を実現しました。

<お客様からのご要望>
今回「NetSuite」を導入されたお客様は、経費精算システムとして、法人カードを活用したキャッシュレス・ペーパレス経費精算のクラウドサービスである「Staple」※2を選択されました。ERPと経費精算システムを組み合わせて導入することで、使いやすさと、業務全体の効率化を同時に実現するため、それぞれのシステムのマスター共有、データ連携が必須要件とされました。

<当社が担当した部分>
NetSuiteの導入に関するコンサルティングを含めた導入支援が主であったが、APIを介して経費管理システムとのデータ連携を行うためのソフトを開発、当該システムのリニューアル化と共に全体最適化を行いました。それぞれのシステムには、標準では相互に連携する機能を保有していなかったため、「Staple」提供ベンダであるクラウドキャスト株式会社の協力を得て、システム連携環境をクラウド上に構築することで、相互のデータ連携を可能とし、お客様のご要望を実現したものです。

<システム全体図>

システム全体図

今回のケースではお客様が希望された「Staple」と「NetSuite」のデータ連携により、法人カードやキャッシュレス決済での会計データが連携され、入力の手間や入力ミスによる手戻りなども防ぐことが出来た他、「NetSuite」で管理されている人事データなども「Staple」にも反映させることが可能となりました。

近年のDX推進に伴い、ペーパーレス・ERP利活用の需要は引き続き高まると予想され、今回の導入事例は使いやすさと利便性を兼ね備えた非常に有意義なものと考えております。当社は、今後もこのような経験、実績を積み重ね、DX導入をお手伝いし、お客様のビジネスに貢献してまいります。

※1 日本オラクル社「NetSuite」について
「NetSuite」は基本的なビジネスに必要な情報を格納する項目が標準で準備されているERPシステムをクラウド上で実現したシステムです。NetSuiteでは、ERP/財務・会計、CRM、Eコマース機能にいたるまで、ひとつのアプリケーションに統合されており、これにより企業は、複数の部門のデータを別システムでデータ交換することなく、データ統合やプロセスの自動化を容易に実現することができ、中堅・ 中小企業、大企業の成長へのプロセス変革を力強く支援しています。
URL:https://www.netsuite.co.jp/solutions/themes/cloud3.shtml

※2 経費精算システム「Staple」について
Staple(ステイプル)」は、紙や手作業で行っている経費精算のデジタル化や、法人カードを併用することで経費の立替・払戻および小口現金の管理をゼロにすることができる、今までにないクラウド型経費精算システムです。交通系ICカード連携・レシート読取り機能(OCR機能) や、リアルタイムにシステムに反映される法人カードの決済情報を利用して経費申請できるので、入力ミスが軽減され、経費管理が容易になります。絶えずユーザーの使いやすさを追求しており、2017年にはグッドデザイン賞を受賞しています。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社 IT働楽研究所 ソリューションサービス部
TEL : 03-5298-5301
URL : https://www.dorakuken.co.jp/
【取材に関するお問合せ】
株式会社 働楽ホールディングス 広報室 担当:堀越・宮崎
TEL : 03-5577-5333
URL : https://www.doraku-holdings.co.jp/