LPWA, 5G/ローカル 5G の最新技術の動向
 
【講 師】
千葉大学名誉教授 阪田 史郎 氏
  URL:http://sakatashiro.com/

阪田 氏
【講師略歴】
1974 年 NEC 入社(中央研究所)
1996 年 パーソナル C&C 研究所所長
1997-1999 年(兼)奈良先端科学技術大学院大学客員教授
2000 年 インターネットシステム研究所所長
2004 年 千葉大学大学院教授
2019 年 千葉大学名誉教授
【受賞歴】
2001 年 情報処理学会フェロー
2007 年 電子情報通信学会フェロー
2009 年 総務省関東総合通信局長賞
2010 年 電子情報通信学会顕彰功労賞
2017 年 情報処理学会功績賞
【著書】
『M2M 無線ネットワーク技術と設計法』科学情報出版(2013 年)
『無線通信の話』電気書院(2016 年)
『IoT 社会に向けた最新技術開発動向』技術情報協会(2016 年)
『IoT 小型アンテナ -設計と実際』共立出版(2017 年)など 多数
【講演内容】
2020 年代における通信ネットワークの 2 大市場は IoT と 5G で、調査機関によれば、2020 年代半ばには両者を合わせて世界で 500 兆円以上の市場が創出されます。
本講演では、IoT の中核となる広域センサネットワークLPWA、2019 年に一部のサービスが開始された 5G、および 5G よりも本格的利用が先行すると思われるローカル 5G の最新動向について述べます。LPWA は、2019 年に大競争期に突入し、独自仕様版と携帯電話網仕様版の市場獲得競争が激化しています。5G も、高速大容量通信、超信頼低遅延通信、LPWA の高性能版となる大量センサ通信(5G 版 IoT)の 3 種類の本格的サービス開始に向けて開発競争が激化しています。5G の技術を自営的に閉域で利用するローカル 5G の期待が高まっていますが、今後は安価で性能面で 5G に肉薄する無線LAN との競合も予想されることについて講演します。

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