世界が注目!? 量子コンピュータの最先端と未来
 
【講 師】
国立研究開発法人 科学技術振興機構 研究開発戦略センター
システム・情報科学技術ユニット フェロー 嶋田義皓 氏

嶋田義皓 氏
【講師略歴】
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士課程修了、博士(工学)。2008年から日本科学未来館で科学コミュニケーターとして展示解説や実演・展示制作、2012年からJST戦略研究推進部でICT分野の研究推進業務に従事後、2017年より現職。
2018年政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム博士課程修了、博士(公共政策分析)。専門分野は、物性物理、科学コミュニケーション、ICT、科学政策。
【著書】
『量子コンピューティング 基本アルゴリズムから量子機械学習まで』
(オーム社、2020年)
【講演内容】
近年「量子コンピュータ」と呼ばれる次世代コンピュータに世界中から熱い視線が注がれています。量子コンピュータは、量子干渉や量子もつれといった量子力学特有の性質を私たちのくらしに役立てようという「量子技術」の代表例です。素因数分解、検索、機械学習、量子化学計算などの特定の問題は、現在のどんなスパコンよりも圧倒的に効率よく計算できるとされていますが、大規模な量子コンピュータの登場にはもう少し時間がかかりそうです。
講演では、量子コンピュータの「今」をコンピュータサイエンスの視点から眺め、量子センサや量子インターネットと組み合わせて使う、量子ICTがひらく未来もご紹介します。

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